2020年02月15日

合奏三昧 練習でも熱いのが湖南バンドの楽しみ

今日湖南高校は、合奏三昧。
午前中はバンド維新の曲を。
午後は卒業式と、3月14日のスプリングバンドフェスティバルで演奏する曲。
一気に7曲を合わせました。

バンド維新の練習は、オーディションで選んだ30名。
時間がなくてオーディションの範囲を狭くしたため
まだまだ個人練習ができていないところがたくさんありました。
表現のつけ方も含め、それらのところを指摘して練習を促すところで
午前中は終わりました。

午後は、「エルザの大聖堂への行列」を1時間半ほど合わせました。
久しぶりに合わせたので、アンサンブルが整っていないところがたくさんありましたが
ひとつひとつ指摘していくうちに、徐々に音楽が生き生きとしてきました。
湖南バンドのいいところは、こうした美しい曲に思いをのせていけるところです。
まだまだやらなければならないところはありますが
演奏自体はとても思いのこもった熱いものになりました。

「エルザ」で気持ちがのったのか
そのあと合わせた卒業式の曲も、とても温かい演奏になりました。

最後に合わせたのが、「美女と野獣」から
「ひとりぼっちの晩餐会」。
こちらは定期演奏会第2部ミュージカルステージのお披露目も兼ねています。
「美女と野獣」の最初のハイライトのひとつ。
食器や家具たちが大活躍をします。
キャストとバンドを別々に練習した後、
最後に思い切って合わせました。
キャストは「まだまだ」と最初はしり込みしていましたが
実際合わせてみると、曲のイメージがどんどん具体化してきたのか
最後はノリノリで歌っていました。
そう、たとえまだ十分に練習ができていなくても
合わせてみると一気にイメージができて、
これからの練習が進んでいきます。
今日も、全体練習が終わった後
遅くまで教室に残って歌やダンスの練習をしていました。

12月の終わりにクリスタルハピネスコンサートをおこなってから
アンサンブルのシーズンが続き、
また協賛金の募集などもあり
なかなかまとまった合奏ができませんでしたが
今日こうして合わせてみると
湖南バンドの合奏への前向きな取り組みがとても快いです。
私だけではなく、バンドとしても充実した楽しい一日が過ごせたのはないかと思います。

私もプレーヤーとして何度も数限りなく経験してきたことですが
本番でなくても、練習でこのようにとても充実した熱い演奏ができることがたくさんあります。
音楽を愛する者にとっては
必ずしも本番がなくても、音楽を堪能することができます。
また、そういうことがしっかりできるようになった湖南バンドの成長がとてもうれしく感じられます。

さて、明日は個人重奏コンテスト県大会。
本校からは、個人の部にオーボエとアルトサクソフォンが
重奏の部にユーフォニュアム・チューバ2重奏とコントラバス3重奏が出場します。
私も役員で朝5:30に学校を開けた後
会場に向かいます。
結果も大切ですが、今日の合奏同様
湖南らしく、豊かな表現でお客様を魅了してほしい、と思います。


naiyaseifu at 19:50コメント(0) |  

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