2023年06月01日

定番曲に課題の原因あり

今日湖南高校は、湖翔祭の練習でした。
クラス展や文化部展でいつもの教室が使えないのは相変わらずですが、
それに慣れてきて、昇降口や生徒ホール、雨が降っていないところで外に行ったり渡り廊下で練習したり。
それぞれの場所で工夫して練習していました。
湖南生はほっておけば、毎日固定化した練習をあまり考えもせずこなしてしまいます。
意図したものではありませんが、こうした環境に変化はときに必要ですね。

合奏は最初後藤先生が指揮、最後に「ソーランファンク」を私が指揮をして練習しました。
慣れない音楽室での狭くてぎゅうぎゅうになりながらの合奏。
それでも新鮮だったようで、集中して臨んでいました。

「ソーランファンク」は、私が赴任する前からのコナンバンドの定番。
ですが、勢いで演奏してしまい、冷静に聴くとリズムも音程もハーモニーも、何よりも一つ一つの音がつぶれてしまってグシャッとしてしまっています。
毎年それを改善しようとするのですが、結局しみついた癖は直らず、指揮していてもストレスを感じることが多かったです。
今年はおもいきってテンポを落とし、がならないようにして、音楽そのもので聴かせよう、と、試みています。

なかなかバンドのアンサンブル感が出ない、と、思ってきましたが、定番曲であるこの「ソーランファンク」の演奏に一つ原因があるように思います。
定番曲をまず丁寧に演奏することで、バンド全体の音に対するこだわりも変わってくるはずです。

昨日のトランペットの依田先生のレッスンを拝見していて、ますますその感を強くしました。
貧弱な音はNGですが、まずは丁寧に音つくりやアンサンブル力を高めながら、力強いサウンドを作り上げていきたいと思います。
まずは、湖翔祭です。

始めの会や終わりの会の雰囲気が大きく変わってきました。
まずは部長や係の声が非常にはっきりと大きくなりました。
返事の声もしっかりしています。
2年生がミーティングをやったり、3年生や1年生が反省会でバンド全体の雰囲気の問題について発言したり、と、今の状況を変えたいという動きが次々に起こっての変化です。
とてもいい雰囲気になりつつあると思います。
これで終わりにならないよう、むしろさらに進化していけるようにしてほしいと思います。



naiyaseifu at 19:47コメント(0) |  

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