2019年09月

2019年09月30日

いつまでも続けたい、と思う部活動であること

今日湖南高校は、中日吹奏楽コンクール本大会の合奏。
課題曲のマーチを合わせました。
昨日の合奏で気になったのか、テンポの不安定さです。
早くなったり、遅くなったり。
原因は、メロディにリズム隊が合わせているところです。
これは西部大会のときの審査員の講評に書かれていました。
県大会の前に何度も歌で合わせて確認しました。

今日もメトロノームに合わせて足踏みをしながら歌合奏。
やはりやってみると、合わない原因が次々に明らかになっていきます。
かなりのところがこれでわかりました。
ただ、楽器で演奏してみると、なかなか歌ほどうまくいきません。
あと5日間、みんなで協力して埋めていきたいと思います。

今日は音楽室での合奏。
いつも演奏しているポップスはともかく
コンクールの曲はなかなかいい演奏になりません。
狭く、音の響きもよくなく、そして今日は大変蒸し暑い日でした。
逆に、夏のコンクールの時期、
移動は大変でしたが、雄踏文化センターをはじめ、
あちこちのホールを借りて、
恵まれた条件で練習をさせていただいたのを実感しました。
その中には、西部・県・東海大会・そして今回の中日吹本大会
その会場となったアクトシティ浜松大ホールでの
計4回ものリハーサルも含まれています。
保護者の皆さんに、心から感謝です。

合奏は午後6時半に終わり、反省会が6時50分ごろに終了して
そのあと、生徒のリクエストで8時まで自主練習を許可しました。
最後に音楽室を閉めて、鍵を持ってきたのが3年生の二人でした。
その前もそうです。
それを言うと、二人は、「あと数日なので、やりきりたいです!」とのコメントでした。
引退するのを心待ちにしている部活動もある中で
湖南バンドは、もっとやりたい気持ちを引きずりながら、
後ろ髪をひかれる思いで引退していきます。
6月で進路のために引退した生徒が、引退したくなくて
翌日一日中、授業中も泣いていた、という話を紹介しました。
いったん1年生でやめた生徒が二人、2年生になって戻ってきたというお話もしました。
いつまでも続けたい、と、思う部活動であること。
それが、私が湖南高校について、コンクールの結果以上に大切にしていることです。




naiyaseifu at 21:50コメント(0) |  

2019年09月29日

充実した練習ができた

今日湖南高校は、一日練習。

来週に迫った、中部日本吹奏楽コンクール本大会の練習です。
東海大会前と違い、まとまった時間練習ができるのは、今日が最後です。

午前中は、昨日のレッスンを踏まえて個人パート・セクション練習をしました。
時々見て回りましたが、どのセクションもとてもいい練習をしていました。
合わせはじめはこれで大丈夫か、と思う演奏でしたが
みるみるよくなっていきます。
昨日の生方先生のレッスンでやるべきことがみえたのが練習にいい影響をもたらしています。
また、東海大会までの積み重ねが、確実に生徒たちのスキルとなっています。
さらに、サポートメンバーが個人練習をしていましたが
こちらも少し前よりもよくなっていました。
バンド全体としても、進化しています。

午後は基礎合奏のあと、「サロメ」を中心に合わせました。
基礎合奏は職員室から聞いていましたが
今日はとてもしっかりとした音でした。
気持ちが入っているのがよくわかります。
合奏も最初からいいテンションで臨んでいました。

今日の「サロメ」の合奏は、特に表現が重要なところを主に合わせました。
これまでのおさらいと、新しい解釈と織り交ぜながら
より深い表現を目指しました。
こなしきれないところもありましたが、かなり追求できたと思います。

今週は校外練習も含め、ハードな練習になっていくと思います。
大変ですが、やりきって悔いなく大会に臨みたい。
中日吹が終われば、10月は休みが多く、じっくりと休養がとれます。
私も、全力で臨みたいと思います。



naiyaseifu at 19:40コメント(0) |  

2019年09月28日

生方先生レッスン グッドニュースが

今日湖南高校は、トレーナーの生方先生のレッスン。
中日吹前の貴重なご指導をいただきました。
まずは、課題曲のマーチ。
イントロから、音程がまるであっておらず
ひとりひとりチューニングをしてから音程を確認していただきました。
全員終わって合わせたときにはまだ音程がバラバラでしたが
少なくとも意識をするようにはなったと思います。
それからあと、最後の部分まで、基礎的なところから指導していただきました。
コンクール一週間前というのに、大変なことになっています。
でも、私も含めて気づくことができたのはよかったと思います。
一週間、がんばれます。

休憩時間に生方先生とお話したのは
これだけ長くコンクールの練習ができるのは、とても幸せだ、ということ。
課題曲にしても、もし、昨年同様県大会で終わっていたら
もう来年まで練習することはなかったはずです。
まして、サロメはコンクールで5回演奏できます。
有終の美を飾りたい、と思います。

生方先生を昼に浜松駅までお迎えに伺って、構内で待っていると
緑色のシャツを着た外国人がたくさん歩いたり、スタバに入ったりしています。
そういえば、今日エコパでラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦があるんだな、と
思い出しました。
アイルランドは世界第2位。ラグビーは番狂わせが起こりにくいスポーツですので
日本は厳しいなあ、と思いながらいて
夕方結果を聞いたところ、なんと日本が勝った、ということ。
びっくりしました。
日本としては勝つための最善の準備をして臨んだと思います。
負けても仕方がない、と思ったら終わりです。
自国開催でいい意味でプレッシャーがあり、あきらめなかったのがよかったのではないでしょうか。
中日吹も地元開催。静岡県の優勝チームということでプレッシャーは半端ではありませんが
それを乗り越えて、さすがと思われる演奏をしたいと思います。

さらに、スマートフォンをみてみると
応援しているサッカーJリーグのジュビロ磐田が
久しぶりの勝利を挙げた、というニュースが載っていました。
もう、ダントツの最下位なのですが
あきらめずにがんばっているのをみると、大いに励まされます。
しかも2得点を挙げて勝利に貢献したのが、浜北出身の山本康裕選手。
実はお姉さんは私の前任校、浜北西高校の教え子で私と仲がよく
一度康裕選手と会ったこともあります。
縁がありますね。

これがグッドニュース、ではありません。
生方先生をお送りして自宅に戻ってきたところで
スマートフォンに電話が。
出てみると、この3月に転学した3年生の生徒からでした。
5月の定期演奏会まで一緒に活動して
コンクールの前にも顔を出してくれましたが
そのあとどうしているだろう、と思っていると
大学に合格した、という報告でした。
本当にうれしかったです!
合格したことはもちろんですが、そのあと電話で報告してくれたことも。
2年と少し、ともにいろいろありながら一緒に過ごした日々が
確実になにかをもたらしてくれていることに感動しました。
これからもいいつきあいをしていけたら、と思います。
おめでとう。




naiyaseifu at 20:41コメント(0) |  

2019年09月27日

壮行会 感動的な演奏を誓う

今日湖南高校は、朝壮行会。
ボート部と陸上部とともに行っていただきました。

ボート部は4名。陸上部は2名。
それに対して吹奏楽部は68名。
代表が2名壇上に登り、あとの66名は段の下に一列に並びました。
体育館の西側一面をずらりと埋める大人数です。
全校生徒を圧倒しました。

私が全校に今回出場する中日吹奏楽コンクール本大会の説明をしたのですが
最後に、2年前の同じ大会で、本校の演奏を客席で聴いて感動した
岐阜の中学3年生の女子生徒が
11月のオープンスクールに見学に来てくれたエピソードを紹介して
賞だけではなく、観客が感動するような演奏をしたい、と話しました。
それが一番の目標です。

今日の練習では
まず基礎合奏のクオリティの話をしました。
ホールで練習をしていないせいか
それとも、東海大会が終わってゆるんでしまったのか
ゆるくて小さな音で演奏しています。
これでは、曲になっても、アクト全体に響き渡るサウンドがつくれません。
しっかり吹くように伝えると、今度はフレーズの終わりで音が減衰していきます。
息が足りなくなっています。

2年前は、県大会次点で東海大会を逃した悔しさがあって
当日までとても気持ちのこもった練習ができていました。
それが本大会での感動的な演奏に結晶したと思います。
今年はその気持ちがなかなかつくれていないので、困っています。

ただ音符を並べるだけなら、「サロメ」はやりません。
そこに思いを込めたいから、選んだのです。
生徒たちにはなんとか理解してほしい、と、思っています。





naiyaseifu at 21:23コメント(0) |  

2019年09月26日

声を聞いてわかる

今日湖南高校は、個人パート練習。
昨日厳しく話をしたのが影響したのか
どのパートも熱心に中日吹の練習をしていました。
もうあと10日。
私が言わなくても、このように自分たちで練習できたらいいと思います。

私は今日午前午後と聖隷健診センターに行って
指定年齢検診を受けてきました。
すぐに、浜北西高校時代の同僚に会い、昔話になりました。
心電図検査をして出てくると、隣からその同僚が。
さらにそのあとに続いて出てきたのが、
浜北西高校吹奏楽部の卒業生。
私の指揮で初めて東海大会に出たときの、部長でした。
臨床検査技師としてもう数年勤めていますが
まさか隣の検査室で、しかも浜北西高校の同僚の検査をしているとは。
すごい偶然でした。
なぜ出てきたか、というと
生年月日を言う声で私が来ていることがわかったから、ということでした。
声でわかるとは、いかに3年間濃い付き合いをしてきたかがわかります。





naiyaseifu at 21:01コメント(0) |  
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