2015年01月

2015年01月31日

生徒たちは…

今日湖南高校はミュージカルの練習です。
あと、2週間を切りました。
田澤先生と生徒たちがしっかりと力を合わせていいものを作り上げてほしいです。

午後からは代表の生徒4人と
三ヶ日青年の家に
吹奏楽連盟主催
リーダー研修会に参加しています。
ついてすぐ、湖南高校の生徒と浜北西高校の生徒が一緒になって話しています。
ディスカッションでも、
隣にいて話をしながら参加していました。
とても嬉しかったです。
大人たちは会わせないほうがいいとか
いろいろ言っていましたが
生徒たちはそんな推測をよそに
かえって私を仲立ちにして
どんどん親しくなっていきます。
やはり高校生は素晴らしい!と
あらためてこの仕事につけている
幸福を感じました。

naiyaseifu at 22:43 | 日記  

2015年01月30日

「マノン・レスコー」にかける思い

今日湖南高校は、歌劇「マノン・レスコー」の初合奏でした。
1回通したあと、
私のこの曲への思いを話しました。
浜北西高校で東海大会に出たときの曲ですが
大会の結果よりも
県大会で演奏中メンバーが泣いていたこと
終わったあと、客席に行ったら
保護者の方やトレーナーの方が泣いていたことを話しました。
話すかどうか躊躇したのですが
正直に思いを伝えることにしました。
4年前のあの演奏の感動とは違った
新たな感動を
湖南高校の生徒たちと作り上げたいと
思ってのことです。
私自身あれから4年経って
音楽的にも指導者としても
進化・深化してきたつもりです。
また、湖南高校の生徒たちも見違えるほど成長しています。
私とこの曲に取り組んでいく中で
より深い音楽の魅力を理解してほしい。
その上で、新たな「マノン・レスコー」の世界を作り上げたいと考えました。
これは私の決意表明です。

定期演奏会に向けての準備が始まっています。
プログラムに載せる協賛集めがスタートしました。
これはかなり大変な仕事ですが、社会勉強のいい機会でもあります。
昨年はミスがあったようなので
今年はそういったことがないようにします。
それには早め早めの対応が必要です。

3年生の授業、今日が最後でした。
が、3年生の反応が今一つ。
あっさり終わってしまいました。
もう少し熱いものがあれば
と思いましたが
そこは湖南高校らしいクールさなのかもしれません。
卒業式は熱いものを期待したいですね。

naiyaseifu at 20:18コメント(0) | 日記  

2015年01月29日

高校の部活動のありかたとは

今日は湖南高校は個人・パート練習でした。
定期演奏会第1部の練習です。
特に、「マノン・レスコー」を中心に練習するように伝えました。
教室を回ると、いろいろ尋ねてきます。
ユーチューブなどで聴いて
「マノン・レスコー」について、おおむね好感をもっているようです。
いい曲は、生徒の気持ちを高めますね。
明日の合奏が楽しみです。

浜北西の3年生からメールが届きました。
希望する看護学校2校とも合格した、という報告でした。
3年間、10月の定期演奏会まで部活動に取り組んでいましたが
引退する前も
練習が終わってからいつも学校に残って勉強していました。
(昨年も、同じ看護学校に受かった生徒がそうしていました。)
引退してからさらにスイッチがしっかり入り
今回の吉報となったようです。
よくがんばったと思います。
部活動を目一杯やり、さらに進路もしっかり決める。
いや、そうではありません。
部活動をこれ以上ないほどがんばったからこそ、
精神的に成長して、受験勉強をがんばり、合格を勝ち取ったんだと思います。
部活動を目の敵にすることが多いのですが
実際は部活動をがんばることによってし、両方を手にしている生徒が多いのです。
今年の湖南高校の生徒は、、5月の定期演奏会でほとんどが引退してしまいましたが
もったいない話です。
今の2年生が、どのようにするかはまだわかりませんが
できるだけ続けるように話をするつもりです。
バンドのため、というよりは、本人のこれからの人生のため、だと思っています。

夜は選抜吹奏楽大会の中学生交流コンサートの会議に出席しました。
私は高校の教師ですが、不思議にこちらの会議のほうがなじみます。
とても和やかで、あたたかい雰囲気です。
お互いに冗談を言いながら、でもしっかり会議は進んでいきます。
生徒を仲立ちにして、お互いに信頼関係で結ばれているのだと思います。

帰りにある中学校の先生から
「実は浜北西に、先生でなければ高校でやっていけない生徒をお願いしていました。
どの子も元気にしっかりと高校生活が送れて、とてもありがたいです。
他の高校だったら学校自体やめていたと思います。」というお言葉をいただきました。
そこまで信頼して生徒を送ってくれていたと思うと、とてもうれしいですが
逆に、浜北西高校へきて、吹奏楽部の雰囲気にすっかりなじみ
かえって普通の生徒よりもずっと力を発揮する生徒がたくさんいました。
そういう生徒たちのパワーが、3年連続東海大会出場などの好成績をもたらしたと思っています。
こちらこそ、感謝です。





naiyaseifu at 22:26コメント(0) | 日記  

2015年01月28日

基礎を徹底して練習する

今日湖南高校は、田澤先生の合奏で
ミュージカルの練習をしました。
ホルンとファゴットは、パート講師の先生の都合で
レッスンとなりました。
ホルンの方は、今日が初めて。
どんなレッスンをしていただけるのかと思い
立ち会いました。
基礎のつまずきから徹底して指導をしていただきました。
パートの講師、というと、本番の直前に
曲のうまくいかないところを
とりあえずなんとかしてもらうためにお願いするバンドがありますが
それでは、本当の意味での上達はありません。
基礎ができていなければ、曲をさておいて基礎をしていただくのが
やはりありがたいです。
今日は、その気になれば、たくさんの曲を生徒に分けてありますので
そうすることができたと思いますが
基礎だけを徹底してみていただきました。
生徒たちも、そうしていただくのがとてもありがたかったようで
レッスンがとてもよかった、といっていました。
トレーナーの方に何を求めていくか…だんだんバンドとしての方向が
生徒たちに浸透していっています。

アルメニアんダンスのCDを毎日聴き、スコアを読んでいます。
私は、音楽を体に入れないと演奏ができません。
体からあふれるものを自然に指揮で表現する、それが私のスタイルです。
どんなものが自分から出てくるか
大変楽しみでもあり、不安もあります。

この曲は、今はやりのオリジナル作品やアレンジ作品とは一線を画します。



naiyaseifu at 22:33コメント(0) | 日記  

2015年01月27日

全日本選抜吹奏楽大会役員会

今日湖南高校は部活動はお休みです。
今月は何かと忙しく、土日のどちらか丸々休みにするのが難しかったので
少しずつ少しずつ休みを入れました。
気持ちを切り替えるのが大切です。

私は3月22日に行われる
全日本選抜吹奏楽大会の
選抜部会の会議に行ってきました。
地元の高校生が、舞台のセッティングや誘導など
さまざまな形でお手伝いをします。
その分担を決めたり、仕事内容を検討する会議です。

私は今までプレイベントとしての中学校交流コンサートと
前日の土曜日に行われるプロムナードコンサートのリハーサル会場の担当でした。
浜北西高校の生徒を引率していました。
今回同じく中学校交流コンサートと選抜大会両方の部会員を仰せつかっているのですが
湖南高校の生徒はいつも選抜大会の下手ステージのセッティングを担当しています。
どうしようか、と迷いましたが
生徒の仕事の引き継ぎを優先して、
私は私、生徒は生徒でそのまま別々に担当することにしました。
こういうことがあると、あらためて転勤、というものを考えさせられます。

そういえば、私が昨年までかかわって、今年かかわらなかった
浜松市吹奏楽連盟の行事がたくさんあります。
5月の浜松まつりのパレードを皮切りに
バンドスピリット。これは、前年に県大会に出場していないと、出場させてもらえません。
湖南の生徒は見学、私は審査員を担当しました。
そしてトップコンサート。
私も生徒も一聴衆。
私自身初めて客席で聴くことになりました。
そして、来月に行われる、バンド維新。
こちらも、私も生徒も聴衆として参加することになります。
野外演奏会は、出していただきましたが
ドリルやパレードではなく、アトラクションでした。
プロムナードコンサートも、来年度は
県大会出場校以上の学校に限られる、という話もあります。
出られないかもしれません。

そう思うと、浜北西高校時代は、本当に恵まれていたのかな、と思います。
ちょうど新浜松市への合併とタイミングが重なり
吹奏楽における、旧浜松市外からの参加という大義名分にのって
上記以外にも、宮川彬良さんとの度重なる共演や
カール・ヤイトラーの御指導など、
本当にたくさんの恩恵をいただきました。
あらためて、感謝です。

「先生はえらい」という本を読んでいます。
フランス文学者の内田樹さんの著です。
その中の一つに
先生は決して高尚で豊富な知識や思考を持っている必要はなく
ただ教壇に立っているだけでも先生としていることができる、というものです。
生徒が、その人を先生と思い、何かを学びたいと思いこんでいれば
何も教えなくても生徒は学んでいく。
教師として長くいると、それがなんとなく納得できます。
吹奏楽においてもそうです。
言葉巧みに生徒に語りかけ、絶大な尊敬を得ているのに
さっぱり楽器が上達せず、演奏も伸びていかない、というトレーナーがいます。
(湖南のトレーナーではありません)
生徒はまだ多くのことを知りません。
特に中学生で初めて吹奏楽を始めると、その魔術にはまってしまいます。
親も、そんな自分のこどもを見て、やはりその魔術のとりこになります。
高校生はそこまで行きませんが、
それでも、そういう偽物の見分けがつかず、ついていってしまうことがあります。

指導者は、そこに気をつけなければなりません。
自分が指導していることが、果たして常に真実なのか
本物なのか、を冷静に、厳しく省みていかなければ
将来、それを信じていたがために、大きなトラブルを抱えることになってしまいます。
私自身、中学校・高校で誤った奏法や音楽を身につけてしまったために
大学でプロの指導を受けた時に、なかなか修正ができなかったことがあります。
生徒が卒業して、音楽を続けたときに
高校時代に指導したことを、なるほどと納得し、さらにそれをもとに
深化させていくようになっていってくれたら、と思います。
また、部の運営についても
生徒がごく自然に正しい方向へと自ら進んでいけるような指導を心がけたいと考えています。
今日1年生が2人私のところへ来て
演奏には直接関係ないのですが、重要な問題について話していきました。
そうです。そうやって気づいたことを自ら直していくように
生徒が自発的に活動しているのを見ながら
はずれないように少しずつこちらで修正をかけていく…
それが私の部活動に対する顧問としてのあり方です。












naiyaseifu at 21:43コメント(0) | 日記  
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