2013年05月

2013年05月31日

コンクールってなに?

3日ぶりの更新です。
ここ数日
新しく買ったスマートフォンからの更新をねらいましたが、惨敗に終わりました。
残念です。
 
中日吹までいよいよあと2日となりました。
今日の練習は「カヴァレリア・ルスティカーナ」の合奏だったのですが
例によって数小節でストップ
一音一音拾い出してあわせる練習に終始してしまいました。
明日1日なんとか審査員に聴いていただけるレベルにしたいと思います。
 
アマチュアオーケストラに所属していますので
「コンクールって何?音楽に点数をつけるなんて!」と思っていました。
今でも少しは思っていますが、
ただ、審査され、優劣をつけられることで
雰囲気だけで演奏するのではなく
しっかりとした技術を習得し
一音一音深く追究する姿勢が身につくことに気がつきました。
もちろん、コンクール受けをねらうという側面はありますが
そういったことを差し引いても、
コンクールが演奏者の音楽性を高めるのに大きく役に立っていることは確かだと思います。
私自身も、コンクールで指揮をするようになってから
今までとは全然違ったアプローチで音楽を聴き、演奏しています。
つまらない指揮者のつまらない演奏、と思えたCDが
非常に繊細なのに、自然な流れの中で演奏されていて、すごく感動したり
はったり、と思っていた演奏が
実はすごく基本に忠実で、高い技術と音楽性に裏打ちされた表現であったり。
(マルタ・アルゲリッチのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番!)
 
またその経験が、吹奏楽の指導に反映して、いい循環になっていると思います。
 
 
 
 


naiyaseifu at 20:26コメント(0) | 日記  

2013年05月28日

厳しい練習を自分に課す

今日は目前に迫った中日吹奏楽コンクールの練習をしました。
合奏できる日があと4日しかありませんので
まずは今日、課題曲の「ワシントンポスト」を仕上げ…という予定でしたが
一人一人に演奏させたところ
全然吹けずたたけずで、結局前半の途中、しかも一部しかできませんでした。
これでは、本大会出場は難しいです。
今回も、バンドスピリットに出場した、浜名さん・浜商さんと一緒ですが
順位でいうと、本校が最下位でした。
しかも、名門浜松市立高校が満を持して登場します。
出場するには少なくとも2位に入ることが絶対条件です。
すでにバンドスピリットの時点で3位です。
本大会に出るには、まず一人一人が本大会出場レベルにならなければなりません。
 
でも、結果よりも大切なことがあります。
それは自分の演奏する音へのこだわりです。
自分に与えられた音符を、完璧に表現できるよう
厳しい練習を自分に課して
一つ一つの音を磨き上げます。
その血のにじむような努力が音となって現れて
お客さんに伝わり、感動を呼ぶのだと思います。
オリンピックと同じです。
どの選手も、厳しく自分と向き合いながら限界まで挑戦してきます。
それが観るものに伝わって、大きな感動を生み出します。
音楽も、同じです。
 
 
 


naiyaseifu at 20:20コメント(0) | 日記  

2013年05月25日

バンドスピリット終了!

バンドスピリットが終了しました。
4位でした。
残念ですが、昨日のブログでも申し上げた通り
順位が目的ではありません。
まずは、1年生も含め、演奏できる生徒は全員ステージに乗りました。
87名の大吹奏楽団です。
今年の浜北西高校吹奏楽部、お披露目です。
やはり、会場にいらっしゃった方から
「すごい人数だね」「圧倒された」というコメントをいただきました。
もう一つは、そのメンバーで、浜北西らしい演奏をすること。
コンクールとしてはともかく、コンサートとしては
とても楽しめた、という声が聴かれました。
どうしても、もともと試演会といわれたこのバンドスピリット
本校も含めどこの団体も、コンクールの練習会ととらえています。
しかし、以前無料で、関係者しか入っていなかった時と違い
今は、入場料を払ってきてくれているお客さんがたくさんいます。
生徒たちと、まずはそうしたお客さんのために、
楽しんでもらう演奏をしてもらおうと話をして臨みました。
それもほぼ、目的を達したと思います。
 
しかし、もちろん試演会としての側面が重要です。
審査員の方から、詳細な講評をいただきました。
どの方のコメントも、的確なご指摘でした。
また、練習を進める過程で
生徒の取り組み(準備、と言ったほうがより正確ですが)
の甘さがみられました。
練習をすることだけで満足していて、演奏にその成果が反映していない
自らの演奏の課題を克服する努力も不足している
そこもまた、「浜北西」らしいところです。
その「らしさ」は解消していかなければなりません。
 
今年は、今日の、海の星さんを除いた、浜名さん、浜商さん、本校に
浜松市立さん、浜松西さんなど
強豪5校が加わります。
2校まで本大会へ進めます。
厳しい道ですが、なんとか勝ち抜きたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 


naiyaseifu at 22:25コメント(0) | 日記  

2013年05月24日

明日バンドスピリット!

明日はバンドスピリットです。
本校は、出られる生徒は全員
総勢87人で出演します。
一週間後に中日吹を控えていますが、
だからこそ、
なるべく大勢でこのバンドスピリットには出演したいと考えています。
はやく、演奏面でも浜北西高校吹奏楽部の一員になってほしい。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、
ここ2日、一度たりとも同じテンポでは振りません。
もちろん音を並べる段階では、メトロノームを使ってきちんとやります。
今日は今日で、きちんとしなければならないところはさらいましたが、
演奏は生き物です。
その場その場で、もっとも生きた表現を追究していきたい。
実はまだまだ音符は並んでいませんが
明日はとにかく、今年の浜北西高校吹奏楽部の顔見せ興業です。
しっかりと本校らしさを出すことを第一義に考えています。
 
それにしても、この時期にこの本番は
毎年出ていても、つらいです。
でも、このつらさに向かっていったからこそ
海の星の全国大会出場をはじめ
出演した高校4校すべて東海大会出場を果たしたと思います。
明日も全力でがんばります!
 
 
 


naiyaseifu at 20:37コメント(0) | 日記  

2013年05月21日

カラヤン・ドキュメンタリー

今日から中間テストです。
廊下で会うとみんなニコニコしてくれますが
テストは大丈夫なんでしょうか?
心配です。
 
部活動がお休みの間に
私も公務を次々とこなしながら
テスト明けからの
バンドスピリット・中日吹・文化祭(ドリル)
そして定期演奏会・夏のコンクールに向け
進め方を考えています。
例年この時期時間がないという反省をしているのに
結局今年も時間が足りません。
来年度へ向けてのスケジューリングとともに
まずこれらの演奏を乗り切る手段を考えます。
基本にたちかえり、間違った練習をしていないかチェックしながら
よりよい演奏をして、いい結果につなげたいと思います。
 
そういえば、日曜日の早朝、というより土曜日の深夜に
0:00からBSで「カラヤン・セカンドライフ」という
指揮者カラヤンのドキュメンタリーを放送していました。
主にギュンター・ヘルマンスという録音技師とのやりとりを中心にした
今までのカラヤンのドキュメンタリーとは違ったアプローチでした。
私自身はあまり彼の演奏が好きではなかったのですが
バロック・古典・ロマン派から民族楽派・新ウィーン楽派まで
室内楽から、交響曲・管弦楽・オペラまで
どのCDも、超一流というほかない演奏で
聴くたびに驚嘆していました。
その驚くべき演奏の秘訣が、このドキュメンタリーで語られていました。
 
「妥協をしない」ということです。
 
自分の中にしっかりと理想の演奏を作り上げ
それをオーケストラに求め続ける。
世界最高峰のベルリンフィルが
何度も「ナイン!ナイン!(違う!違う!)」とカラヤンに叱責されていました。
録音においても、生演奏では聴こえることのない音もしっかりと再現できるよう
とことんこだわりぬいていました。
 
最初に時間がない、と言いましたが
そんななかで私と生徒たちがどこまで妥協をせずに
音楽と真剣に向き合えるか
そこに、これからの演奏が成功する秘訣があります。
がんばります。
 


naiyaseifu at 22:30コメント(0) | 日記  
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