2012年05月
2012年05月31日
コンクール練習でわかるバンドの問題点
今日も中日吹の練習をしました。
コンサートやマーチングの練習では
あまり気がつきませんが
コンクールの練習で音符を整理していく過程では
普段の練習の問題点が浮かび上がってきます。
たとえば音域の問題。
基礎合奏では、B♭→B♭の音階が中心なので
どうしてもそれより上や下の音がうまく出なくなってしまいます。
普段からしっかりとそれを補うような練習をしているといいのですが。
やはり基礎合奏であまりリズムパターンの練習をしていないので
リズムのとらえかたがうまくいきません。
音量も、せまい教室にあわせて練習するので
どこもメゾフォルテに聴こえてしまいます。
基礎合奏はとても上手になったのに
曲をやると、どうしても演奏がうまくいきません。
もう一度、音だしから基礎合奏にいたる練習方法を見直さなくてはなりません。
曲のさらいかたにしても
集中して何度もさらっていないので
反復練習をすると音がずれたり、リズムがずれたりします。
これは結構問題ですね。
とはいえ、蝶々夫人の繊細な音色の変化を
次第に理解して、色彩感のある演奏に変わってきました。
あと2日でどこまで仕上がるかわかりませんが
チャレンジしていきたいと思います。
2012年05月29日
2012年05月27日
中日吹オーディション
今日は定期演奏会の練習です。
昨日の疲れもあったと思いますが
全員が元気にそろいました。
午前中、ポップスステージの練習と並行して
中日吹のオーディションを行いました。
本当は全員やりたいところですが
今までの合奏で
どうしてもうまくいっていなかったパートを取り上げてやりました。
全体的には来週が大会だとは思えないほど
まだまだ吹けていませんでしたが
なんとか50人を選びました。
演奏の後にはすぐ
それぞれの生徒の問題点を指摘して
アドバイスをしました。
落ちた生徒は残念ですが
悔しさを糧にしてがんばってほしいと思います。
私も高校の1年の最初チューバを担当していましたが
同級生に自分も含めて3人もいて
コンクールはバスドラムを担当しました。
その後も学生指揮になったり
3週間だけコントラバスに回ったり
トロンボーンを文化祭だけ演奏したりして
結局2年から打楽器に移ることになりました。
結果的には打楽器に移ったことで
大学・そして浜松交響楽団と
オーケストラに所属することができたわけですが…
もし一所懸命練習していたら、
チューバをずっと担当することができたかもしれません。
そう思うと残念な気持ちがよみがえってきます。
今の生徒たちには
とことんまで楽器と向き合ってほしいと思います。