浜松湖南高校吹奏楽部ログ

今日湖南高校は、テスト前の１時間練習です。
終わりに顔を出しましたが、反省がたくさん出ていました。
先日もお話ししましたとおり、きちんと課題を持って練習に臨んでいる生徒は、１時間でも十分うまくなります。
逆に何となく練習している生徒は、時間が短いので足踏みをしてしまいます。
大切な１時間です。

金管アンサンブルのみ、小和田先生の御指導をいただいて午後７時半まで練習しました。
こちらにも顔を出したところ、小和田先生から「びっくりしました！」の第一声。
Aチーム・Bチームとも、とても大変な状態だった、とのことでした。

アンサンブルは練習終了後の自主練習で行っているので、私はまだ聴いていませんが、聴こえてくる音は確かになかなかアンサンブルと言うにはバラバラの演奏でした。
「先生、苦労しますね」と、大変な御指導をお願いしているにもかかわらず、ねぎらっていただきました。
このところの記事でもお話ししているとおり、中村家のアンサンブルでも、わかりやすく易しい楽譜であるにもかかわらず、やはり曲になっていないところが多いです。
どうも自分たちで音楽をするのが難しくなっているようだ、と、思っていましたが、小和田先生のご指摘をいただいて、さらに確信するにいたりました。

原因はなんだろう、という問いは湖南高校に来た時からありましたが、９月に入り、新メンバーでの練習になってからますます強く意識するようになりました。
ただ、結論が出るのを待っていては、間に合いません。
今まで以上に、生徒たちの演奏向上のために、練習にかかわる時間を多くしていきたいと思います。
生徒たちはとてもまじめに熱心に練習していますし、指導した後はしっかりと理解して素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
それは今年の夏、県大会で、お客様の大きな感動を呼んだ「トゥーランドット」の演奏が証明しています。